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オムニヴォア

書くために読んだもの。読むために書いたもの。2016.10.2より。読書の記録を中心に、日々の潜考の記録。いつか自分の本を1冊でも出すのが夢です。オムニヴォア(Omnivore = 1.雑食(性)動物 2.知識欲旺盛な人)

集英社の「短編小説新人賞」に応募した! ここはひとつ供養のつもりで…

夢を叶えるために

すっと1本書けてしまった

 少し前に、とにかくPDCAサイクルの間隔を狭めるために、パイロット版の小説をたくさん書いて妻に読んでもらおう、という試みをここに書いた。 

massa-onion.hatenadiary.jp

  その2つ目の作品だが、自分でも驚いてしまったがパイロット版などではなく完成版がすっと書けてしまった。奥さんの反応はぱっとしなかったが、それでも自分の中に確実な手応えがあった。この10年何度か小説を書こうと試してみたが、まともに着地できた試しがなかった。それが今回、すっと書けた。

 なんなんだろうこれは、と驚いたのは自分自身。これも以前に書いたことだけど、「書きたいものを書こうとする」のではなく「書けたものが書けるもの」と発想を切り替えて、たった今の自分が捉えられる物語を肩肘張らず捕まえに行くのだ、と集中してたら、なんだかあれよあれよと起承転結まで着地した小説が一本書けてしまった。とてもとても不思議な感覚だった。なんで今までこんなに苦労していたんだろうと。 

massa-onion.hatenadiary.jp

ここはひとつ供養のつもりで… 

 その物語は、決して奥行きがあるわけでもなく、振れ幅も小さいミニミニサイズの小説だったけど、全てのパーツを収まるべき大きさの枠組みに収めることができた、という感じだ。ピース数は少ないんだけど、一応ひとつの絵にはなったジグソーパズルのように。小説を書いてそういう手応えを感じたのは初めてだ。これはEvernoteの片隅に放置するのはかわいそうだなと思って、Googleで探してみたらちょうど条件を満たす賞があったのでそこに応募しておいた。何だか自分が描く世界観にしっくりくる感じの賞でもなかったが、ここはひとつ供養のつもりでテキストファイルを送信した。

cobalt.shueisha.co.jp

 ちょっとしたコツを掴みかけているのかもしれないと思っている。自分のスケールが一回りバージョンアップしようとしているような、そんな感覚がある。賞に応募して一段落付いたが、まだ書ける感触がある。まだ捕まえられる物語が自分の中に残っている。だから、この数日、時間があれば小説を書いていた。

そこでこのオムニヴォアをどうするか、と考えている。

今から2ヶ月前に立ち上げたこのブログ、ここに書いた全ての記事が、自分自身に作用して今回の"すっと書けた"を呼び込んだのは間違いない。が、"すっと書けた"を呼び込めて、さらにもう1本小説を書けるくらいにのってきた今、オムニヴォアは早くも当初の目的を達してしまったのかもしれない。まず何でも良いから、書くことにブランクがあった自分を立ち上げ直すためにブログを始めた。しかし、ここに来て、書くことに費やせる力と物理的な時間は、今書いている小説に集中させるべきかもしれないという内なる声が大きくなってきた。

一方で、ポイントポイントでブログと小説を切り替えながら書いていくことで、良いコンディションを保っていけているのではないかという仮説もある。ブログと小説では書いているテキストの質がまるで違うから、左手をストレッチした後次は右手、という感じでうまくやっていけている。ブログで一服入れると、次の休みは小説書くぞーと自然に高まってくる。

 もうこればっかりはやってみないとわからないよね、というのが正直なところ。

 なのでちょっと試してみる。意識的にブログの更新をストップしてみる。それでうまい具合に今書いている小説が書けていけば、それを書き終えるまではブログは休止。やっぱり右手ばかり使っていると調子が落ちる、ということであればブログも再開。可能性はフィフティ・フィフティだ。集中できて良かったと言っている自分も、やはりダメでしたと告白しに戻ってくる自分も、どちらも鮮明に想像できてしまうよ。

そういうわけで、またすぐに更新されるかもしれないし、しばらく更新されないかもしれない。

更新されなかったら小説を書いている。何にしても書かない、ということはない。書けなくなったら、このブログに戻る。自分で自分のために作ったブログだから当たり前かもしれないけど、このオムニヴォアは本当に自分が書きやすいようにデザインされている。

これは直感だけど今書いている小説の初稿は、ブログを書かなければ遅くとも来年1月初旬頃には書き上がるはず。これは演劇の台本書いている頃に培った勘のようなもので、実際にこの勘が機能しないと公演の準備ができないから、あの頃はなかなかの精度で当ててきた天気予報だ。書く前から何となくわかる。ああ、これは1ヶ月の台本だ、とか、うーん3ヶ月かかっちゃうかも、とか。いつもそれを仲間内に公言して、公演の準備を進めてもらってきた。僕は、自慢じゃないが、稽古が始まる時までにはきっちり初稿を上げてくる作家だった。意外とそれができる作家は少なく、本番直前までうーんと唸っている知り合いはたくさん見てきた。稽古が始まるまでにきっちり初稿を上げてくることが、必ずしもデキの良さに直結するわけではないんだけど、少なくともチラシやチケットをデザインしたり、その他PR活動諸々(インタビュー受けたり、自前のHPで記事を書いたり)や、役者のスケジュールを押さえたりするのには非常に都合が良かったことを今でも覚えている。

ということで遅くても来年1月初旬までには、「小説書けたー」の報告を書きに来ると思う。その前に、反対の手のストレッチのために戻ってくるかもしれないし。

 

 …それではひょっとしたらまた来年!

 

2016.12.15 追記

こんな記事書いた翌日に、また新しい記事をアップしてしまいました。やっぱりブログも並行して書いていくのが正解のようです。

 

massa-onion.hatenadiary.jp

 あまりにこの本の読後感が良く、この気持ちは今記録せねばまずいと思い。ただ海外ドラマやゲームのことは少し抑えて、読書にしぼり気味でいこうかな、とか今は考えています。

 

 

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石狩のとあるお店にて。これなんとランチバイキング、食べ放題で税込み640円なんです。お安いでしょう? 平日なのにお店はほぼ満席でした。